ホーム > クモ目 > ヒメグモ科 > ヒメグモ亜科
 
カレハヒメグモ
学名:Enoplognatha abrupta

カレハヒメグモ♂
クヌギに付いていた名札の裏に本種のペアと卵のうを見つけることができた。
(2007.1.7)
Data
和名 カレハヒメグモ
体長 ♂:4〜6.5mm
♀:7〜8mm
分布 本州,四国,九州
出現期 一年中
虫類
解説 腹部周囲にある白い波型模様が特徴的なヒメグモ。
同属のヤマトコノハグモとよく似ているが、本種のほうが大型で、ヤマトコノハグモは水田や野菜の根元,河原の下草の間などに好んで生息しているのに対し、本種は主に建造物の周囲や石灯籠や樹皮の隙間に生息している。
 
国内に生息するハガタグモ属(Enoplognatha)は以下の4種。
和名/学名 分布
カレハヒメグモ
Enoplognatha abrupta
本州,四国,九州
ヤマトコノハグモ
Enoplognatha caricis
北海道,本州,四国,九州
シロタマヒメグモ
Enoplognatha margarita
北海道,本州
コガタコノハグモ
Enoplognatha lordosa
本州(京都府),九州(佐賀県)
 
写真はすべて冬場に公園内の樹木のプレートの裏にいた本種を撮影したもの。
PHOTO

♀@
腹部の周囲には明確は白い波型模様がある。
(2007.1.7)

♀A
(2007.1.7)

♀B
(2007.1.3)

♀C
(2007.1.3)

♀D
(2007.1.3)

ペア
上が♂,下が♀。
(2007.1.7)

本種の卵のう?と♀
クヌギに付いていた名札の裏にいたもので、♀はこの卵のうの間にいた。
(2007.1.7)

木柵にある巣内の♀
林道出口の階段の木柵の隙間に本種の巣があり、枝を入れて出てきた本種を撮影したもの。
(2007.1.3)

巣から出てきた♀
(2007.1.3)

本種の巣
(2007.1.3)

脱皮直後の♀
まだ体色が淡い。
(2008.3.22)
 
先頭ページへ