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アシブトヒメグモ
学名:Anelosimus crassipes

ビーティングで得られた♂(2020.4.11)
Data
和名 アシブトヒメグモ
体長 ♂:2.8〜4.5mm
♀:3.5〜5mm
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島
出現期 4〜11月
小型昆虫
解説 広葉樹の枝葉に不規則な網を張るヒメグモ。
腹部中心に4〜5個の褐色の紋があり、個体により変異があり、波状の連続斑になるものもいる。
♂の前脚はやや太く発達している。
 
国内に生息するアシブトヒメグモ属(Anelosimus)は以下の3種。
和名/学名 分布
アシブトヒメグモ
Anelosimus crassipes
北海道,本州,四国,九州,南西諸島
イワワキアシブトヒメグモ
Anelosimus iwawakiensis
本州
コアシブトヒメグモ
Anelosimus exiguus
奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
 
トップの写真は4月11日に近所の林道でタブノキをビーティングしたところ得られた本種を撮影したもの。ビーティングを始めて複数の個体を見ているがようやく和名のアシブトの意味が分かるようになった。庭での写真は11月25日に庭のユズの2つの葉の間に巣を造っていた本種を見つけ撮影したもの。幼体と思われる2mm程の小さいクモも発見できた。
PHOTO

ビーティングで得られた♂
(2020.6.5)

庭にいた♀@
(2006.11.25)

庭にいた♀A
(2006.11.25)

庭にいた♀B
(2006.11.25)

幼体
夜、庭で糸を伝っていた2mm程度の幼体を見つけた。
発見場所では春に本種をよく見ることや、色彩等から本種の幼体と推測する。
(2008.1.6)
 
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