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ヒメグモ
学名:Nihonhimea mundula

ヒメグモ(2021.8.25)
Data
和名 ヒメグモ
 別名:ニホンヒメグモ
体長 ♂:1.7〜3mm
♀:3.5〜5mm
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島
出現期 8〜10月
小型昆虫
解説 かご状の網を張るヒメグモの代表種。
体色は橙色で、腹部は橙色〜緑色まで変異がある。
腹背に白色の縦筋とその中央付近から側面に横筋が伸びる。
腹背後方に黒点がある。
本種は従来オオヒメグモ属(Parasteatoda)のニホンヒメグモ(Parasteatoda japonica)とされていたが、近年オーストラリア北部〜東南アジアに生息する種であることが判明し、転属となった。
国内に生息するニホンヒメグモ属(Nihonhimea)は本種のみ。
 
成体の写真は8月25日に近所の林道でのビーティングで得られたもの。通常の体色の♀で、アケビが絡まる茂みから得られた。
2日前の8月23日には近所の林道でのビーティングで緑色の個体も得られた。通常橙色をしているが、鮮明な緑色をしていた。餌の色に影響される可能性がある。過去の写真は幼体と思われる。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
アケビなどが絡まる茂みにいた。
(2021.8.25)

ビーティングで得られた個体A
(2021.8.25)

ビーティングで得られた個体B
(2021.8.25)

ビーティングで得られた個体C
(2021.8.25)

ビーティングで得られた緑色の個体@
フジが絡まるクヌギの枯れ枝にいた。
(2021.8.23)

ビーティングで得られた緑色の個A
(2021.8.23)

ビーティングで得られた緑色の個体B
(2021.8.23)

ビーティングで得られた緑色の個体C
(2021.8.23)

ビーティングで得られた緑色の個体D
(2021.8.23)

ビーティングで得られた緑色の個体E
(2021.8.23)

ビーティングで得られた緑色の個体F
(2021.8.23)

幼体@
体長は1mmほどしかない。腹部の黒点はまだ無い。
(2008.2.23)
 
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