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エキスハエトリ
学名:Marpissa pulla

スギ上の本種(2019.6.22)
Data
和名 エキスハエトリ
体長 ♂♀:3〜4mm
分布 本州,四国,九州
出現期 1〜7,11,12月
小さい虫
解説 樹上性の小型ハエトリ。
全体的に光沢のある暗褐色をしており、黄色い毛がわずかに生える。
腹部の毛は山型の横帯をしている。
スギやヒノキの幹に多い。冬は樹皮下に袋状住居を作り越冬する。
和名のエキスとはX(エックス)のことで、♀の生殖器の形に由来しているとされる。
 
国内に生息するコハエトリグモ属(Laufeia)は以下の2種。
和名/学名 分布
エキスハエトリ
Laufeia aenea
本州,四国,九州
トクノシマエキスハエトリ
Laufeia sasakii
徳之島
 
トップの写真は6月22日に近所の林道沿いの杉の幹にいた本種を撮影したもの。本種は小さくて見つけにくい種だが杉にいる個体はよく目にしている。
PHOTO

スギ上の本種@
(2008.5.1 静岡県)

スギ上の本種A
(2019.6.22)

スギ上の本種B
(2019.6.22)
 
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