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ネコハエトリ
学名:Carrhotus xanthogramma

ネコハエトリ♀(2021.5.4 新潟県)
Data
和名 ネコハエトリ
 別名:ホンチ,ババ
体長 7〜13mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜8月
小さい虫
解説 ハエトリグモ科の一種。
ハエトリグモの仲間ではもっともよく目にする。
小型でピョンピョン跳ねるように素早く歩く。
♂では頭胸部は黒く、腹部は茶褐色で中心に黒い模様があり、♀では毛深く全体的に明るい茶褐色をしている。
模様はさまざまな個体差が見られる。
成体で越冬する。越冬用の巣は糸を泥でドーム状に固めてその頑丈な巣の中で越冬する。
喧嘩するので、地方によって本種同士を闘わせる遊びがあるという。
国内に生息するネコハエトリグモ属(Carrhotus)の仲間は本種のみ。
 
トップの写真は5月4日に新潟県の海岸沿いの防風林の周りの柵に止まっていた本種を撮影したもの。よく目にする普通種で地元でもスルーすることが多かったが、はっきりとした模様と色彩が綺麗な個体だったことと虫が少なかったこともあり改めて撮影した。
PHOTO

柵にいた♀@
(2021.5.4 新潟県)

柵にいた♀A
(2021.5.4 新潟県)

柵にいた♀B
(2021.5.4 新潟県)

柵にいた♀C
(2021.5.4 新潟県)

♀@
(2007.3.4)

♀A
(2007.3.4)

♀B
(2007.3.4)

アカムシユスリカを捕食する♀@
(2007.3.4)

アカムシユスリカを捕食する♀A
(2007.3.4)

アカムシユスリカを捕食する♀B
(2007.3.4)

赤い個体@
(2008.5.6)

赤い個体A
(2008.5.6)


(2008.4.28)

ガガンボを捕食する♂@
(2006.4.15)

ガガンボを捕食する♂A
(2006.4.15)

ヒメオドリコソウ上の♂
(2006.4.15)

越冬中の♀
糸を泥で固めたドーム状の頑丈な巣の中で越冬する。
(2008.1.19)
 
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