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マダラスジハエトリ
学名:Plexippoides annulipedis

スギ上の♂(2011.6.4)
Data
和名 マダラスジハエトリ
体長 ♂:8〜9mm
♀:9〜10mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜7月
小さい虫
解説 ハエトリグモの一種。
やや毛深く、大型。特徴的な模様をしており、雌雄で模様が異なる。
広く分布しているが、樹上性の為、あまり見かけない。比較的自然のある場所を好むようだ。
 
国内に生息するマダラハエトリグモ属(Plexippoides)は以下の3種。
和名/学名 分布
マダラスジハエトリ
Plexippoides annulipedis
北海道,本州,四国,九州
デーニッツハエトリ
Plexippoides doenitzi
北海道,本州,四国,九州
ニシタケハエトリ
Plexippoides nishitakensis
九州 1例のみ
 
トップの写真は、6月4日に、スギの幹を登っている♂を発見して撮影したもの。♂は初めて見るが、非常に大きくハエトリグモとは思えなかった。♂は9mmまでらしいが、実際には10mmは確実に超えていたようだ。♀はヌルデの樹皮下に集団で越冬しているところも撮影している。
PHOTO

越冬中の♀@
(2010.2.19)

越冬中の♀A
(2010.2.19)

ヌルデの住居
樹皮の隙間にドーム状の住居が複数あり、越冬中の♀が入っていた。
(2010.2.19)

幼体@
(2006.9.9)

幼体A
湿地沿いの木柵に止まっていた。
(2008.1.1)
 
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