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ゲホウグモ
学名:Poltys illepidus

巣内の♀(2017.7.8 西表島)
Data
和名 ゲホウグモ
体長 ♂:4〜6mm
♀:12〜18mm
分布 本州,伊豆諸島,四国,九州,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島
出現期 6〜8月
昆虫
解説 木のコブのような擬態ができるゲホウグモ属の一種。
体色は淡褐色で腹部背面は暗褐色の模様と両肩部に大きなコブがある。
歩脚は大切に毛がなく、光沢のある暗赤褐色をしている。
♂は小さく、♀の半分以下しかない。
夜間、横糸の間隔が狭い円網を張る。
日中は木の枝などに止まり、歩脚を折り畳み木のコブや新芽のように擬態できる。
同属には他に腹部が筒状に大きく隆起するツツゲホウグモがいる。
 
国内に生息するゲホウグモ属(Poltys)は以下の2種。
和名/学名 分布
ゲホウグモ
Poltys illepidus
本州,伊豆諸島,四国,九州,トカラ列島,奄美諸島,沖縄諸島,宮古列島,八重山列島
ツツゲホウグモ
Poltys columnaris
本州,九州(宮崎県),奄美諸島,沖縄諸島,八重山列島
 
写真は7月8日の夜、ホテル周辺の林縁に円網を張っていた♀を撮影したもの。
 
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