ホーム > コウチュウ目 > コガネムシ科 > ハナムグリ亜科
 
コアオハナムグリ
学名:Gametis jucunda

ハルジオンの花に来た本種(2014.9.21)
Data
和名 コアオハナムグリ
体長 11〜16mm
分布 北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島,隠岐,四国,九州,五島列島,対馬,屋久島,種子島
出現期 4〜10月
花の蜜や花粉
 幼虫は植物の根を食べる。
解説 花に来るハナムグリの仲間。
緑色で白色の斑紋があり、毛が生えている。腹面は黒色。
体色は緑色〜赤褐色まで個体差があり、稀に黒化した個体も出現する。
♀は♂に比べて毛が少ない。
日当たりの良い草花によく集まる。
春に出現する個体は越冬個体で交尾・産卵し、秋には新成虫が出現する。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア東部,インドシナ半島に分布している。
 
国内に生息するGametis属は以下の2種(3亜種)。
和名/学名 分布
アオヒメハナムグリ
Gametis forticula forticula
本州,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,上甑島,中甑島,下甑島,,屋久島,馬毛島,黒島,口永良部島,トカラ列島(口之島,中之島,臥蛇島),奄美大島,喜界島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,伊江島,水納島,渡名喜島,古宇利島,浜比嘉島,久高島, 渡嘉敷島,座間味島,阿嘉島,慶留間島,久米島
アオヒメハナムグリ(宮古島亜種)
Gametis forticula miyakoana
宮古島,大神島,伊良部島,下地島,水納島
アオヒメハナムグリ(八重山亜種)
Gametis forticula ishigakiana
多良間島,小浜島,石垣島,西表島,竹富島
アオヒメハナムグリ(与那国島亜種)
Gametis forticula yonakuniana
与那国島
コアオハナムグリ
Gametis jucunda
北海道,本州,佐渡島,伊豆諸島,隠岐,四国,九州,五島列島,対馬,屋久島,種子島
 
トップの写真は9月21日にハルジオン(ヒメジョオン?)の花に来ていた本種を撮影したもの。
PHOTO

海岸にいた♀@
砂浜のそばの砂利と石の間に潜ろうとしていた。
(2023.5.1)

海岸にいた♀A
(2023.5.1)

海岸にいた♀B
(2023.5.1)

赤褐色の個体@
(2021.5.30)

赤褐色の個体A
(2021.5.30)

赤褐色の個体B
(2021.5.30)

ニラの花に来た本種
(2014.9.21)

花粉を食べる本種@
(2014.9.21)

花粉を食べる本種A
(2014.9.21)

花粉を食べる本種B
(2014.9.21)

花粉を食べる本種C
(2014.9.21)

ユリの花に集まる本種@
(2011.9.6 静岡県)

ユリの花に集まる本種A
(2011.9.6 静岡県)

ユリの花粉を食べる本種
(2011.9.6 静岡県)

ハルジオンの花に来た本種
(2019.5.1)

体調測定
12mmだった。
(2019.5.1)

腹面
ナミハナムグリより色彩は暗い。
(2019.5.1)
 
先頭ページへ