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マルツチカメムシ
学名:Microporus nigrita

石の下にいたマルツチカメムシ(2021.4.24)
Data
和名 マルツチカメムシ
体長 4.5〜5.5mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜10月
植物の汁
 幼虫も同様。
解説 ツチカメムシの一種。
全身光沢の強い黒褐色で前翅膜質部のみ淡褐色。
外縁に赤褐色の長毛を生やす。更に頭部全縁に20本の短棘もある。
ハマベツチカメムシ(Byrsinus varians)に似るが、ハマベツチカメムシの触角第2節が第3節より短いのに対し、本種では同長であることで区別できる。
尚、本属の特徴として中胸側板の臭腺蒸発域が中胸側板の少なくとも1/3を占めるという特徴がある。
他のツチカメムシと同様植物の根などから汁を吸うと思われる。
国内に生息しているマルツチカメムシ属(Microporus)は本種のみ。

 
写真は4月24日に河原の少し草が生えている場所の石の下にいた本種を撮影したもの。
PHOTO

石の下にいた個体@
(2021.4.24)

石の下にいた個体A
(2021.4.24)

石の下にいた個体B
(2021.4.24)
 
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