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ツノアオカメムシ
学名:Pentatoma japonica

路上にいた個体(2017.9.25 静岡県)
Data
和名 ツノアオカメムシ
体長 17〜24mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜8月
ニレ科(ハルニレ,ケヤキ),カバノキ科(シラカンバ),ブナ科(ミズナラ),ムクロジ科(カエデ類),ミズキ科(ミズキ)などの汁
解説 緑色の金属光沢をした山地性のカメムシ。
体表は密に点刻され、点刻部が緑色をしていることにより、ざらついたように見える。
前胸背側角は幅広で尖っている。
山地性で、夜間灯火にも飛来する。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息しているアシアカカメムシ属(Pentatoma)は以下の3種。
和名/学名 分布
ツノアオカメムシ
Pentatoma japonica
北海道,本州,四国,九州
アシアカカメムシ
Pentatoma rufipes
北海道,本州,四国,九州
チョウセンオオカメムシ
Pentatoma semiannulata
対馬
 
トップの写真は9月25日の8時前、下山中の道路上にいた本種を撮影したもの。標高1,200m付近でのライトトラップを行った帰りでライトトラップにも1匹飛来している。
山梨県での写真は8月11日の夜、標高1,600m付近の外灯に飛来した本種を撮影したもの。地元鎌倉では見たことがないカメムシだが、山梨の山地では極普通に見られ、日中は広葉樹の幹に止まっているところを度々目にした。
PHOTO

路上にいた個体
(2017.9.25 静岡県)

葉上の本種@
(2011.8.10 山梨県)

葉上の本種A
(2011.8.10 山梨県)
 
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