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クロモンサシガメ
学名:Peirates turpis

短翅型(2009.5.31)
Data
和名 クロモンサシガメ
体長 13.5〜15mm
分布 北海道,奥尻島,本州,四国,九州,対馬,奄美大島,徳之島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
出現期 5〜9月
昆虫
 幼虫も同様。
解説 黒いサシガメ。
前胸背は光沢がある。
あまり飛ばず、地面を歩き回り、他の昆虫を捕食する。
翅はあまり長くなく、腹部先端まで届かない。また、短翅型も出現する。
近似種にクロサシガメがいるが、翅の大部分は黄褐色で、体に金色の微毛が生えているのに対し、本種はほとんどが黒色で、微毛も生えない。
 
国内に生息しているクロモンサシガメ属(Peirates)は以下の3種。
和名/学名 分布
キスジサシガメ
Peirates atromaculatus
九州(佐多岬),種子島,屋久島,沖縄島,石垣島,西表島
クロサシガメ
Peirates cinctiventris
本州,四国,九州,トカラ列島(諏訪之瀬島,宝島),奄美大島,徳之島,沖縄島,北大東島,石垣島,西表島,与那国島
クロモンサシガメ
Peirates turpis
北海道,奥尻島,本州,四国,九州,対馬,奄美大島,徳之島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
 
写真は5月31日に日当たりの良い草原で撮影したもの。この場所は貝殻も見つかる砂地だった。同じ場所で、以前幼虫を撮影していた。2020年5月22日の写真は河沿いの河川敷で撮影したもので、この場所も砂地であった。岩手県では海岸近くの林縁に設置したライトトラップにも飛来した。
PHOTO

短翅型@
(2009.5.31)

短翅型A
(2020.5.22)

ライトトラップに飛来した短翅型@
(2022.7.11 岩手県)

ライトトラップに飛来した短翅型A
(2022.7.11 岩手県)

ライトトラップに飛来した短翅型B
(2022.7.11 岩手県)

幼虫
(2009.4.18)
 
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