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ビロウドサシガメ
学名:Ectrychotes andreae

林縁にいた個体(2021.6.8)
Data
和名 ビロウドサシガメ
体長 11〜14mm
分布 本州,伊豆諸島,小笠原諸島(父島,母島),四国,九州,対馬,下甑島,トカラ列島(中之島),奄美大島,沖縄島,北大東島,石垣島,西表島
出現期 4〜11月
ヤスデ類や昆虫類
 幼虫も同様。
解説 ビロウドサシガメの一種。
全体的に黒色、腹部側縁は淡黄色、腹部背面内側は赤色。
翅の付け根は淡黄色。
南西諸島の個体は体色が異なり、腹部側縁も赤色。
海外では台湾,朝鮮半島,中国、インドネシアに分布している。
国内に生息するビロウドサシガメ属(Ectrychotes)は本種のみ。
 
トップの写真は6月8日に近所の墓地沿いの道で林縁側に敷いてあったベニヤ板の下にいた本種を撮影したもの。ベニヤ板の下はヤスデも多く良い餌場になっているようだ。以前海岸沿いに生えていたマツの幼木の枝を歩いていた本種も撮影しているが、近所の個体に比べると赤色の部分が多く、南西諸島の個体に近い色彩のようだった。
PHOTO

林縁のベニヤ板の下にいた個体@
(2021.6.8)

林縁のベニヤ板の下にいた個体A
(2021.6.8)

林縁のベニヤ板の下にいた個体B
(2021.6.8)

林縁のベニヤ板の下にいた個体C
(2021.6.8)

マツ上の本種@
(2017.11.4)

マツ上の本種A
(2017.11.4)

マツ上の本種B
(2017.11.4)
 
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