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オオモンシロナガカメムシ
学名:Metochus abbreviatus

オオモンシロナガカメムシ(2018.8.12 八丈島)
Data
和名 オオモンシロナガカメムシ
 別名:ホルストナガカメムシ
体長 10〜12mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),小笠原諸島(父島),四国,九州,隠岐諸島,対馬,トカラ列島(横当島),奄美大島,喜界島,徳之島,沖縄島?,慶良間諸島(慶留間島)?
出現期 5〜10月
ヤツデなどの落下した実,地下茎の汁
 幼虫も同様。
解説 細長いナガカメムシの仲間。
体色は黒褐色で前翅革質部先端付近に大きな黄白色の紋がある。
前胸背は前葉は細いが後葉は太い。
全国的にごく普通に見られる最普通種で、地面を歩き回り、ヤツデの実や地下茎の汁を吸う。
海外では台湾,朝鮮半島,中国に分布している。
 
国内に生息しているオオモンシロナガカメムシ属(Metochus)は以下の2種。
和名/学名 分布
オオモンシロナガカメムシ
Metochus abbreviatus
本州,伊豆諸島(八丈島),小笠原諸島(父島),四国,九州,隠岐諸島,対馬,トカラ列島(横当島),奄美大島,喜界島,徳之島,沖縄島?,慶良間諸島(慶留間島)?
オオモンクロナガカメムシ
Metochus uniguttatus
奄美大島,沖永良部島,与論島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,竹富島,西表島,与那国島
※ ホルストナガカメムシ(Metochus holsti)は本種の異名である可能性が高いとされているため、当ページでは本属に含めず別名とした。
 
トップの写真は8月12日に八丈島で撮影したもの。
PHOTO

庭にいた個体
自宅庭にあるヤツデ周辺の落ち葉の下から本種が出てきてブロック塀を歩いていたところを撮影したもの。
(2006.5.4)

ベイトトラップで得られた成虫と幼虫
近所の林道で撮影。
(2020.7.23)

ベイトトラップで得られた幼虫
(2020.7.23)

幼虫
庭で撮影。
(2008.8.30)
 
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