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コガシラコバネナガカメムシ
学名:Pirkimerus japonicus

ビーティングで得られた個体(2020.5.2)
Data
和名 コガシラコバネナガカメムシ
体長 7〜9mm
分布 本州
出現期 5〜11月
ササ・タケ類の汁
解説 細長いコガシラコバネナガカメムシ属の一種。
細長い体形をしており、普段はササやタケ類の茎の中に隠れている。茎に入る際、蛾類の幼虫などに開けられた穴から侵入するという。
海外では中国,ベトナムに分布しており、本種は中国から侵入した外来種である可能性が高いとされる。
 
国内に生息するコガシラコバネナガカメムシ属(Pirkimerus)は以下の2種。
和名/学名 分布
エサキコバネナガカメムシ
Pirkimerus esakii
トカラ列島(中之島),沖縄島,慶良間諸島(渡嘉敷島)
コガシラコバネナガカメムシ
Pirkimerus japonicus
本州
 
トップの写真は5月2日に近所の林道でのビーティングで得られた本種を撮影したもの。春に多いようで4〜5月に度々得られた。下の写真は11月18日に庭の植木の葉に止まっている本種を見つけ撮影したもの。
PHOTO

庭の植木に止まっている個体
(2006.11.18)
 
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