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コバネナガカメムシ
学名:Dimorphopterus pallipes

短翅型のコバネナガカメムシ(2021.6.18)
Data
和名 コバネナガカメムシ
体長 約5mm
分布 北海道,奥尻島,本州,四国,九州
出現期 5〜10月
マコモ,ヨシ,ツルヨシの汁
解説 細長いナガカメムシの仲間。
体色は黒色で、脚は茶褐色。
長翅型と短翅型がある。
同属のニッポンコバネナガカメムシと酷似するが、ニッポンコバネナガカメムシは本種よりやや小さく、前胸背の点刻が大きく、点刻の数が本種より少ないことで区別できる。
海外では朝鮮半島,中国南部に分布している。
 
国内に生息しているコバネナガカメムシ属(Dimorphopterus)は以下の5種。
和名/学名 分布
ヒメコバネナガカメムシ
Dimorphopterus bicoloripes
本州,四国,九州
キュウシュウコバネナガカメムシ
Dimorphopterus bicoloripes
本州,伊豆諸島(大島),四国,九州,トカラ列島(中之島),奄美大島,沖縄島
ニッポンコバネナガカメムシ
Dimorphopterus japonicus
本州,四国,九州
コバネナガカメムシ
Dimorphopterus pallipes
北海道,奥尻島,本州,四国,九州
エゾコバネナガカメムシ
Dimorphopterus spinolae
北海道,奥尻島
 
トップの写真は6月18日に上流付近の河原にいた短翅型を撮影したもの。河原に生える植物にいたものだと思われる。長翅型の写真は5月8日に水田沿いに生えるマコモの穂にいたもの。
PHOTO

河原にいた短翅型
(2021.6.18)

マコモ上の長翅型@
(2010.5.8)

マコモ上の長翅型A
(2010.5.8)

マコモ上の長翅型B
右の穂の上にいる。
(2010.5.8)
 
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