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ヒサゴナガカメムシ
学名:Neomizaldus lewisi

ビーティングで得られた個体(2020.7.3)
Data
和名 ヒサゴナガカメムシ
体長 3.7〜4.5mm
分布 本州,四国,九州,対馬,トカラ列島(中之島),奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 5〜7月
虫類?
解説 ヒサゴナガカメムシ属の一種。
小型で体色は黒色。翅の革質部は透明で先端部のみ黒色。
前胸背は中央よりやや前方で大きくくびれる。
同属のヒウラヒサゴナガカメムシ(Neomizaldus hiurai)に似るが、ヒウラヒサゴナガカメムシでは小楯板が横に張り出していることや前胸背に襟状部があることのに対し、本種では小楯板は平らで前胸背に襟状部がないことなどで区別できる。
海外では台湾,朝鮮半島,中国南部,ミャンマー,スリランカに分布している。
 
日本に生息するヒサゴナガカメムシ属(Neomizaldus)は以下の2種。
和名/学名 分布
ヒウラヒサゴナガカメムシ
Neomizaldus hiurai
本州(石川県,鳥取県)
ヒサゴナガカメムシ
Neomizaldus lewisi
本州,四国,九州,対馬,トカラ列島(中之島),奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島
 
写真は7月3日に近所の林道で枯れ蔓をビーティングしたところ得られた本種を撮影したもの。
 
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