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マルカメムシ
学名:Megacopta punctatissima

マルカメムシ(2009.10.16)
Data
和名 マルカメムシ
体長 5mm
分布 本州,四国,九州,対馬,甑島列島,種子島,屋久島,トカラ列島
出現期 5〜10月
マメ科の植物の汁
 幼虫も同様。
解説 小さく丸っこいカメムシ。
よく見かけるカメムシで、秋には越冬場所を探し、洗濯物に入り込むことが多く、強い悪臭から嫌われている。
腹部全体は発達した小楯板で全てを覆われている。
アップで見ると銅板を打ったような無数の点刻が印象的であった。
秋になると越冬場所を探すために洗濯物などによく群れるため、一層嫌われてしまっている。
幼虫は明るい緑色で、毛深く扁平で、成虫とは似ても似つかない姿をしている。
 
国内に生息するマルカメムシ属(Megacopta)の仲間は以下の2種。
和名/学名 分布
タイワンマルカメムシ
Megacopta cribraria
沖永良部島,沖縄島,慶良間諸島(慶留間島),久米島,先島諸島
マルカメムシ
Megacopta punctatissima
本州,四国,九州,対馬,甑島列島,種子島,屋久島,トカラ列島
PHOTO

木の葉の裏にいた個体
(2009.10.16)

草に群らがるマルカメムシ
同じ植物が周りに生えているにも関わらず、この1本にだけ集まっていた。
(2006.5.3)

横から見た本種
植物の汁を吸っている。
(2005.10.30)

草に群らがるマルカメムシA
(2006.5.3)

サクラ上の幼虫@
(2009.8.12)

サクラ上の幼虫A
(2009.8.12)

サクラ上の幼虫B
(2009.8.12)
 
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