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ミナミマキバサシガメ
学名:Nabis kinbergii

自宅の外灯に飛来した本種(2021.10.6)
Data
和名 ミナミマキバサシガメ
 別名:ネッタイマキバサシガメ,ナガマキバサシガメ
体長 約7mm
分布 本州(神奈川県,和歌山県),小笠原諸島,四国(高知県),九州(大分県,宮崎県,鹿児島県),屋久島,トカラ列島,奄美大島,加計呂麻島,徳之島,沖永良部島,与論島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 6〜10月
昆虫類
解説 マキバサシガメ族の一種。
体形は細長く、体色は全体的に淡褐色。
同属基亜属のハネナガマキバサシガメ(Nabis stenoferus)に酷似するが、ハネナガマキバサシガメはやや幅広く、体長が前胸背の幅の4.6倍に満たないことなどに対し、本種では多少小型で細長く、体長は前胸背の幅の4.6倍以上になる他、革質部の翅室の形状などにも違いが見られる。
海外では台湾,ミクロネシア,オーストラリア,ニュージーランド,マーシャル諸島,オセアニアに分布している。
国内に生息するマキバサシガメ属(Nabis)のミナミマキバサシガメ亜属(Tropiconabis)は本種のみ。

 
写真は10月6日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。翅先までの体長は8mmだったので、腹部まではピッタリ7mmになるようだ。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2021.10.6)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2021.10.6)
 
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