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ホソコバネナガカメムシ
学名:Macropes obnubilus

アズマネザサから得られた個体(2022.3.11)
Data
和名 ホソコバネナガカメムシ
体長 4〜6mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,奄美大島,徳之島,沖縄島,慶良間諸島,久米島,南大東島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 3〜10月
メダケ類,ネザサ類の汁
解説 竹類に集まるコバネナガカメムシの一種。
体色は黒色で、腿節の前方1/3と脛節、付節は褐色〜黄褐色。
前腿節は発達し、数個の棘がある。
海外では朝鮮半島,中国南部,ベトナム,グアムに分布している。
国内に生息するホソコバネナガカメムシ属(Macropes)は本種のみ。
 
トップの写真は3月11日に近所の林道でアズマネザサをビーティングして得られた本種を撮影したもの。同時に幼虫も得られた。
2012年3月27日の写真も同じ場所で撮影したもの。杉林の林縁に生い茂るアズマネザサをビーティングしたところ、本種が3匹得られた。本種の特徴の一つである前脚腿節の棘も写真で確認できる。
4月に刈られていたアズマネザサの茎を割ってみたところ、成虫と幼虫が観察できた。4月8日にはビーティングでも成虫と共に幼虫が複数得られるようになった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
(2012.3.27)

ビーティングで得られた個体A
(2022.3.11)

ビーティングで得られた幼虫@
(2022.3.11)

ビーティングで得られた幼虫A
(2022.3.11)

ビーティングで得られた幼虫B
(2012.4.8)

アズマネザサから出てきた幼虫
(2012.4.1)
 
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