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キマダラカメムシ
学名:Erthesina fullo

サクラ上の本種(2020.8.29)
Data
和名 キマダラカメムシ
体長 20〜23mm
分布 本州(関東以西),九州,沖縄島,石垣島
出現期 4〜10月
サクラ,カキなど
 幼虫も同様。
解説 黄斑模様をしたカメムシ。
やや大型で黒字に黄色い斑紋が不規則に散布されている。
本種は1970年代に長崎県で発見された外来種で、台湾原産と考えられている。
現在は本州の愛知県や東京都からも発見されており、国内に定着し分布域を広げていると思われる。
ただし、分布域に記載したすべてに定着しているかは不明。
海外では台湾,中国,東洋区に分布している。
国内に生息するキマダラカメムシ属(Erthesina)は本種のみ。
 
トップの写真は8月29日に広場沿いのサクラにいた本種を撮影したもの。同年の5月22日にこの近くの道路沿いで成虫の死骸を発見したため以来同じ場所のサクラを入念に探していた。8月2日に幼虫を発見していたので8月29日にそろそろ成虫が見られるかと思い探してみると複数の成虫と幼虫を発見することができた。カメムシとしては大型であるからかどの個体も特に逃げる様子もなくじっとしていた。
PHOTO

サクラ上の本種@
(2020.8.29)

サクラ上の本種A
(2020.8.29)

サクラの葉上の本種@
(2020.8.29)

サクラの葉上の本種A
(2020.8.29)

サクラ上の本種B
(2020.8.29)

サクラ上の本種C
(2020.8.29)

道路上で死んでいた成虫
(2020.5.22)

サクラ上の幼虫@
(2020.8.2)

サクラ上の幼虫A
(2020.8.29)

サクラ上の幼虫B
(2020.8.29)
 
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