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ヒコサンテングカスミカメ
学名:Termatophylum hikosanum

自宅の外灯に飛来した本種(2022.9.11)
Data
和名 ヒコサンテングカスミカメ
体長 2.7〜3.2mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜10月
アザミウマ類など
 幼虫も同様。
解説 テングカスミカメの一種。
複眼が大きく、頭部は前方に突出する。
体色は黒褐色で前翅革質部の側縁沿いは赤味がかる。
アザミウマなどを食べる肉食性だが、アカメガシワやハンノキなどの広葉樹の花で見られるという。
テングカスミカメの仲間は国内に3種いるが、本土で見られる唯一のテングカスミカメで、他2種は南西諸島に分布している。
 
国内に生息するテングカスミカメ属(Termatophylum)は以下の3種。
和名/学名 分布
リュウキュウテングカスミカメ
Termatophylum aeneum
沖縄島,石垣島,西表島
ヒコサンテングカスミカメ
Termatophylum hikosanum
本州,四国,九州
タイワンテングカスミカメ
Termatophylum orientale
西表島
 
写真は9月11日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した個体@
(2022.9.11)

自宅の外灯に飛来した個体A
(2022.9.11)
 
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