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オオケナガカスミカメ
学名:Tolongia pilosa

ビーティングで得られた個体(2020.5.3)
Data
和名 オオケナガカスミカメ
体長 約8mm
分布 本州,四国,九州,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 5〜10月
ツバキ科(イジュ,チャ,ヤブツバキ)の花
解説 茶褐色をしたやや大型のカスミカメ。
小楯板末端は黄白色。
翅の革質部に淡色の毛がまばらに生える。
触角は第2節の先端近くまで赤褐色、先端付近から第3節の先端手前まで白色。
国内に生息するTolongia属は本種のみ。
 
写真は5月3日に近所の林道のヤブツバキをビーティングして得られた本種を撮影したもの。体長は11mmもあった。生態面はあまり分かっていないようだが、今回ヤブツバキから得られたことと、図鑑に西表島でイジュ、高知県でチャの花から見つかったことからツバキ科に来ると考えられる。
PHOTO

ビーティングで得られた個体@
ヤブツバキにいた。
(2020.5.3)

ビーティングで得られた個体A
(2020.5.3)
 
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