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コブヒゲカスミカメ
学名:Harpocera orientalis

自宅の外灯に飛来した♂(2009.4.13)
Data
和名 コブヒゲカスミカメ
体長 約5mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜6月
ミズナラ,カシワ,クヌギ,コナラ,ウバメガシなどの汁
 幼虫も同様。
解説 春に出現するカスミカメムシの一種。
食草の種類が多い為、春に普通に見られる。
雌雄で体色がまったく異なり、♂は黒と白のクッキリとした模様があるが、♀では全体的に赤褐色をしている。
コブヒゲと付くのは、触角第節先端部が太くなることに由来しているようだ。
国内に生息するHarpocera属は本種のみ。
 
トップの写真は4月13日の夜、自宅の外灯に飛来した♂を撮影したもの。この時期は度々飛来するが♂ばかりで♀が飛来したことはない。4月16日には近所のスダジイのビーティングで一度に♀と若齢幼虫が1匹ずつ得られた。
PHOTO

外灯に飛来した♂@
♂は4月中旬から自宅の外灯によく飛来する。
(2009.4.15)

外灯に飛来した♂A
(2009.4.13)

スギ上の♂
(2010.4.17)

ビーティングで得られた♀@
スダジイにいた。
(2020.4.16)

ビーティングで得られた♀A
(2020.4.16)

ツツジ上の♀@
(2010.4.17)

ツツジ上の♀A
(2010.4.17)

ツツジ上の♀B
(2010.4.17)

ツツジ上の♀C
(2010.4.17)

ビーティングで得られた幼虫
(2020.4.16)
 
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