ホーム > カメムシ目 > カスミカメムシ科 > カスミカメムシ亜科
 
ケブカカスミカメ
学名:Tinginotum perlatum

マツ上の本種(2009.3.29)
Data
和名 ケブカカスミカメ
体長 4〜5mm
分布 本州,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 3〜10月
マツ類,イブキビャクシン,イシカグマなどの汁
 幼虫も同様。
解説 茶褐色の斑模様を持つカスミカメムシの一種。
針葉樹やシダ類に見られるが、成虫は広葉樹の花にも集まる。
 
国内に生息するケブカカスミカメ属(Tinginotum)は以下の6種。
和名/学名 分布
ヒメケブカカスミカメ
Tinginotum befui
四国(足摺岬)
タイワンケブカカスミカメ
Tinginotum formosanum
石垣島,西表島,与那国島
ケブカカスミカメ
Tinginotum perlatum
本州,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄本島,石垣島,西表島
マツケブカカスミカメ
Tinginotum pini
北海道,利尻島,本州,四国,九州
クチナガケブカカスミカメ
Tinginotum rostratum
北海道,南千島
マダラケブカカスミカメ
Tinginotum takahashii
石垣島
 
写真は3月29日に、マツの葉上を歩いていた本種を撮影したもの。近くのシダの新芽にも本種を見ることができた。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2023.4.14)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2023.4.14)

マツ上の本種
(2009.3.29)

シダの新芽上の本種@
(2009.3.29)

シダの新芽上の本種A
(2009.3.29)

ビーティングで得られた個体
ヒノキの幼木にいた。
(2020.3.7)
 
先頭ページへ