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イネホソミドリカスミカメ
学名:Trigonotylus caelestialium

ライトトラップに飛来した本種(2012.8.24 静岡県)
Data
和名 イネホソミドリカスミカメ
 別名:アカヒゲボソミドリカスミカメ
体長 4.5〜6.5mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 6〜10月
イネ科植物の汁
 幼虫も同様。
解説 イネの害虫として知られるカスミカメの一種。
体色は黄緑色で、細長い体型をしている。
近似種もいるが、本種の触角の第1節には明瞭な赤いストライプが3本あることで区別できる。
主にイネ科の雑草をホストとするが、イネの穂にも集まり、斑点米にしてしまう為、重要害虫となっている。
 
国内に生息するホソミドリカスミカメ属(Trigonotylus)は以下の3種。
和名/学名 分布
イネホソミドリカスミカメ
Trigonotylus caelestialium
北海道,本州,四国,九州,対馬
ヒメホソミドリカスミカメ
Trigonotylus tenuis
本州,小笠原諸島,四国,九州,南西諸島
エゾホソミドリカスミカメ
Trigonotylus viridis
北海道
 
写真は8月24日の夜、静岡県の標高100m付近の草原に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

本種のアップ
トップの写真をトリミングしたもの。
触角の第1節の赤いストライプが本種の特徴。
(2012.8.24 静岡県)
 
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