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ヒメクロツヤチビカスミカメ
学名:Sejanus breviniger

自宅の外灯に飛来した本種(2022.6.22)
Data
和名 ヒメクロツヤチビカスミカメ
体長 2.2〜2.5mm
分布 本州※,四国,九州,沖縄島
 ※ 分布域に含まれていないが、鎌倉市で確認したため北上と推測
出現期 7〜8月
アカメガシワの花など
 幼虫も同様。
解説 クロツヤチビカスミカメ属の一種。
体色は光沢のある黒色。脚は腿節は黒色、脛節は淡色。
同属のクロツヤチビカスミカメに酷似するが、後脚腿節先端付近が淡色であるのに対し、本種では腿節全体が黒色であることで区別できる。
ニセクロツヤチビカスミカメでは前翅に白斑があることで区別できる。
 
国内に生息するクロツヤチビカスミカメ属(Sejanus)は以下の5種。
和名/学名 分布
アマミクロツヤチビカスミカメ
Sejanus amami
奄美大島
ヒメクロツヤチビカスミカメ
Sejanus breviniger
本州,四国,九州,沖縄島
ニセクロツヤチビカスミカメ
Sejanus juglandis
北海道,本州,四国
フタモンクロツヤチビカスミカメ
Sejanus neofunereus
沖縄島,石垣島,西表島
クロツヤチビカスミカメ
Sejanus potanini
北海道,本州,四国
 
写真は6月22日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。分布域から判断するとクロツヤチビカスミカメとなるが、腿節全体が黒色であることで本種となるので、北上して本州にも生息していると判断した。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した個体@
(2022.6.22)

自宅の外灯に飛来した個体A
(2022.6.22)

自宅の外灯に飛来した個体B
(2022.6.22)

自宅の外灯に飛来した個体C
(2022.6.22)
 
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