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ウスオビヒメカスミカメ
学名:Prolygus bakeri

ライトの明かりに飛来した本種(2013.5.2 沖縄県国頭郡)
Data
和名 ウスオビヒメカスミカメ
体長 3.6〜5.0mm
分布 小笠原諸島(父島),奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜6月
広食性で、ウコギ科(ヤツデ),ブナ科(シイ,カシ),トベラ科(トベラ),エゴノキ科(エゴノキ),ヒユ科(ヒユ),トウダイグサ科(アカメガシワ),アワブキ科(アワブキ)など多種の植物の汁を吸う
 幼虫も同様。
解説 南西諸島に分布するヒメカスミカメ属の一種。
体色は淡緑色で、小楯板から前翅にかけて淡い赤褐色の横帯がある。
脚は淡色で、後脚の腿節は暗褐色の斑模様がある。
広食性でキュウリやナス,マンゴーなどの農作物を加害することもあり、害虫とされる。
南西諸島の普通種で、灯火にもよく飛来する。
 
国内に生息するProlygus属は未記載種1種を含め以下の3種。ただし、他にも未知種が存在している。
和名/学名 分布
ウスオビヒメカスミカメ
Prolygus bakeri
小笠原諸島(父島),奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
ムナグロヒメカスミカメ
Prolygus kirkaldyi
南西諸島
ホソツヤヒメカスミカメ
Prolygus sp.
西表島
 
写真は5月2日の夜、沖縄県国頭郡の宿泊施設に設置したライトの明かりに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトの明かりに飛来した本種
(2013.5.2 沖縄県国頭郡)
 
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