ホーム > カメムシ目 > カスミカメムシ科 > カスミカメムシ亜科
 
ヒゲナガササカスミカメ
学名:Erimiris tenuicornis

クマザサ上の本種(2019.8.5 山梨県)
Data
和名 ヒゲナガササカスミカメ
体長 5〜7mm
分布 北海道,利尻島,礼文島,本州,四国
出現期 7〜8月
ササ類の汁
 幼虫も同様。
解説 細長い小型カスミカメ。
触角は長く、脚は黄褐色。前胸背に2対の大きな黒紋がある。
小楯板と翅は暗灰色で革質部の縁沿いは白色。
山地性でクマザサなどに見られる。
海外では千島列島,サハリン,朝鮮半島に分布している。
国内に生息するErimiris属(Yamatolygus)は本種のみ。

 
写真は8月5日、山梨県の標高1,600m付近のクマザサ上にいた本種を撮影したもの。多数いるが非常に敏感で少しでも動いたり近づいたりするとすぐに葉の裏に隠れてしまうので望遠マクロを使用しても撮影には時間が掛かった。
PHOTO

クマザサ上の本種@
(2019.8.5 山梨県)

クマザサ上の本種A
(2019.8.5 山梨県)

クマザサ上の本種B
(2019.8.5 山梨県)

クマザサ上の本種C
(2019.8.5 山梨県)
 
先頭ページへ