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アカホシカメムシ
学名:Dysdercus cingulatus

交尾(2018.3.22 西表島)
Data
和名 アカホシカメムシ
体長 12〜17mm
分布 沖縄諸島,八重山諸島
出現期 1,4〜12月
アオイ科(リュウキュウトロロアオイ,タチアオイ,オオハマボウ,フヨウ,ムクゲ,ハイビスカス,ワタ,キワタ,オクラ,アオギリなど)の汁
 幼虫も同様。
解説 ホシカメムシの一種。
体色は赤色で、前翅革質部に1対の黒い小円紋、小楯板と前翅膜質部は黒色。
前胸背前縁は白色。
腹部は実際に見た限りでは♂では黒地に白の縞模様、♀では地色が真っ赤で白の縞模様をしていた。
海外では台湾,中国南部,フィリピン,ビルマ,インドに分布している。
 
国内に生息しているアカホシカメムシ属(Dysdercus)のアカホシカメムシ亜属(Paradysdercus)は以下の3種。
和名/学名 分布
アカホシカメムシ
Dysdercus cingulatus
沖縄諸島,八重山諸島
ヒメアカホシカメムシ
Dysdercus poecilus
沖縄島,宮古島,石垣島,黒島,西表島,与那国島
ハレギアカホシカメムシ
Dysdercus solenis
石垣島,西表島
 
トップの写真は3月22日の朝、古民家沿いの生垣の葉上で交尾していた本種を撮影したもの。雌雄で腹部の色彩が異なるようだった。
PHOTO

葉上の本種
(2018.3.22 西表島)

花の蜜を吸う本種
(2018.3.22 西表島)

ハイビスカス上の本種@
ハイビスカスの葉や花でよく見かけた。
(2017.7.8 西表島)

ハイビスカス上の本種A
(2017.7.8 西表島)

交尾
手前が♀、奥が♂。
(2018.3.22 西表島)
 
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