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ホオズキカメムシ
学名:Acanthocoris sordidus

ツツジ上の本種(2012.5.2 鹿児島県)
Data
和名 ホオズキカメムシ
体長 10〜13mm
分布 本州,四国,九州,南西諸島
出現期 5〜6,8月
トウガラシ,シシトウ,ホオズキ,アサガオ,ヒルガオ,サツマイモ,サトウキビ,ナス科の野菜など
 幼虫も同様。
解説 焦げ茶色のカメムシ。
体表には細かな微毛が密生しており、光沢がない。後脚の腿節は太い。
農作物を食害する為、害虫として有名。
成虫で越冬する。
国内に生息するホオズキカメムシ属(Acanthocoris)は本種のみ。
 
トップの写真は5月2日に鹿児島県の池沿いのツツジの葉上に止まっていた本種を撮影したもの。この個体以外の写真はすべて自宅の庭にいたものである。
PHOTO

翅を乾かす本種@
庭に飛んで来た個体。突然飛んで来て水の入ったケースに落ちて溺れていたので助けて木に止まらせたところ、羽を広げて濡れた翅を乾かしていた。
(2008.5.17)

翅を乾かす本種A
腹部は赤い。
(2008.5.17)

葉上の本種
体表はザラザラしている。
(2006.5.1)

横から見た本種
(2006.5.1)

ツツジ上の本種
(2012.5.2 鹿児島県)

シシトウの葉上の幼虫@
庭のシシトウから発生した。
(2009.7.1)

シシトウの葉上の幼虫A
(2009.7.1)

シシトウの葉上の幼虫と卵の殻
(2009.7.1)

シシトウの葉上の卵の殻
琥珀のように美しい。
(2009.7.1)
 
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