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ヤサハナカメムシ
学名:Amphiareus obscuriceps

自宅の外灯に飛来した個体(2022.8.21)
Data
和名 ヤサハナカメムシ
体長 約3mm
分布 北海道,国後島,本州,四国,九州,対馬
出現期 3〜10月
昆虫
解説 ハナカメムシの一種。
体色は橙黄褐色で、頭部は黒褐色。色彩には個体差があり、前翅革質部先端付近が黒褐色になるものなども出現する。
本種が所属するズイムシハナカメムシ亜科の仲間は朽木や積んだ藁など枯れた植物に棲息している。
 
国内に生息しているヤサハナカメムシ属(Amphiareus)は以下の3種が知られているが更に多くの種がいると考えられている。
和名/学名 分布
クビレヤサハナカメムシ
Amphiareus constrictus
本州,四国,九州,対馬,南西諸島
モリモトヤサハナカメムシ
Amphiareus morimotoi
本州,四国,九州
ヤサハナカメムシ
Amphiareus obscuriceps
北海道,国後島,本州,四国,九州,対馬
 
トップの写真は8月21日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。以前、近所の林道でのビーティングで得られている。枯れ葉を多く残すヒノキの枯れ枝をビーティングしたところ、大量の枯葉と共に複数の本種が落ちてきた。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した個体
(2022.8.21)

ビーティングで得られた本種@
(2021.3.7)

ビーティングで得られた本種A
ヒノキの枯れ枝にいた。
(2021.3.7)

ビーティングで得られた本種B
(2021.3.7)
 
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