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クロハナカメムシ
学名:Anthocoris japonicus

ケヤキ上のクロハナカメムシ(2021.3.12)
Data
和名 クロハナカメムシ
体長 3.3〜4mm
分布 北海道,国後島,本州,九州
出現期 3〜10月
広葉樹の汁
解説 ハナカメムシの一種。
体色は黒色で前翅膜質部前半に山型の帯状の白色部がある。
成虫越冬で夏に新成虫が出現する。
越冬はケヤキに集まることが多く、樹皮下で越冬する。
海外ではロシア南東部,朝鮮半島,中国に分布している。
 
国内に生息しているクロハナカメムシ属(Anthocoris)は以下の6種。
和名/学名 分布
チビクロハナカメムシ
Anthocoris chibi
北海道,本州,伊豆諸島(大島),四国,九州
チャバネクロハナカメムシ
Anthocoris confusus
北海道
クロハナカメムシ
Anthocoris japonicus
北海道,国後島,本州,九州
ハリギリクロハナカメムシ
Anthocoris kalopanacis
国後島
キモンクロハナカメムシ
Anthocoris miyamotoi
北海道,利尻島,本州,四国,九州,対馬,南西諸島
オオクロハナカメムシ
Anthocoris takahashii
北海道
 
写真は3月12日に近所の歩道沿いのケヤキにいた本種を撮影したもの。1本のケヤキに3,4匹の本種がいた。歩き回り樹皮の隙間に口吻を入れて汁を吸っているようだった。
PHOTO

ケヤキ上の本種@
(2021.3.12)

ケヤキ上の本種A
(2021.3.12)

ケヤキ上の本種B
(2021.3.12)

ケヤキ上の本種C
(2021.3.12)
 
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