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ヤブガラシグンバイ
学名:Cysteochila consueta

ビーティングで得られた個体(2020.7.15)
Data
和名 ヤブガラシグンバイ
体長 3〜3.5mm
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
ヤブガラシ
解説 ヤブガラシグンバイ属の一種。
胸部背面にある翼状片は大きく膨らむ。
同属のコアカソグンバイ(Cysteochila fieberi)に似るが、コアカソグンバイの翼状片は一様に褐色、その後方が広く凹むのに対し、本種では翼状片は前方は淡色で中央から後方にかけて暗褐色、後方も凹まないことで識別できるとされる。
 
日本に生息するヤブガラシグンバイ属(Cysteochila)の仲間は以下の4種の他、琉球列島に複数の未記載種がいる。
和名/学名 分布
ヤブガラシグンバイ
Cysteochila consueta
本州,四国,九州,対馬
コアカソグンバイ
Cysteochila fieberi
北海道,本州,四国,九州,対馬
カワリグンバイ
Cysteochila monstrosa
(正体不明)
ボタンヅルグンバイ
Cysteochila vota
本州,九州,対馬
 
写真は7月15日に近所の林道でクズなどが絡まる蔓をビーティングして得られた本種を撮影したもの。恐らくヤブガラシもあったと思う。5月31日から数回ビーティングで得られている。
PHOTO

ビーティングで得られた個体
(2020.7.15)
 
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