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エビイロカメムシ
学名:Gonopsis affinis

ススキ上の本種(2012.6.2)
Data
和名 エビイロカメムシ
体長 14〜19mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,南西諸島(奄美諸島以南)
出現期 4〜10月
イネ科(ススキ,サトウキビ)などの汁
 幼虫も同様。
解説 黄褐色をした胴長のカメムシ。
頭部は三角形、触角や脚は短め。
幼虫は扁平で、橙黄色で紅色条紋があり、寿司ネタの海老を思わせる。
本亜科は口吻が短く、前脚基節を超えないことや消化管の一部に濾過室があるという特有の特徴があり以前はエビイロカメムシ科に分類されたこともあった。
海外では朝鮮半島,中国に分布している。
国内に生息するエビイロカメムシ亜科はエビイロカメムシ属(Gonopsis)の本種のみ。
 
写真は6月2日にススキに止まっていた本種を撮影したもの。8月2日には河川敷の草むらで寿司ネタのエビにそっくりな幼虫も見ることができた。
PHOTO

ススキ上の本種@
(2012.6.2)

ススキ上の本種A
(2012.6.2)

ススキ上の本種B
(2012.6.2)

幼虫
(2020.8.2)
 
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