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ブチヒゲカメムシ
学名:Dolycoris baccarum

ヒメアレチハナガサ上の本種(2020.6.27)
Data
和名 ブチヒゲカメムシ
体長 10〜14mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 3〜11月
広食性でマメ科やキク科などの植物の汁
 幼虫も同様。
解説 赤褐色をしたカメムシ。
前胸背と前翅革質部は広く赤褐色。小楯板は淡褐色で先端部は白色。
触角は黒色で先端以外の各節の基部と先端部が白色で、和名の由来となっている。
幼虫は銅色の鈍い金属光沢がありやや毛深い。
広食性で農作物を加害するため、害虫とされている。
国内に生息するブチヒゲカメムシ属(Dolycoris)は本種のみ。
 
写真は6月27日に河川敷に群生していたヒメアレチハナガサに飛来した本種を撮影したもの。広食性の割りには初めて見るカメムシで、この小さな花の蕾が好物のようで複数の本種が集まっていた。8月2日に同じ河川の近くのヒメアレチハナガサで幼虫も見ることができた。岩手県の写真はライトトラップを終えた帰り道に畑沿いの葉上にいたもの。
虫ナビ紹介種は本種で3,800種となった。
PHOTO

早朝、畑沿いにいた本種
(2021.8.5 岩手県)

ヒメアレチハナガサ上の本種
(2020.6.27)

ヒメアレチハナガサの花に来た本種@
(2020.6.27)

ヒメアレチハナガサの花に来た本種A
(2020.6.27)

ヒメアレチハナガサ上の幼虫@
(2020.8.2)

ヒメアレチハナガサ上の幼虫A
(2020.8.2)

ヒメアレチハナガサ上の幼虫B
(2020.8.2)

本種がいたヒメアレチハナガサ
(2020.6.27)
 
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