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アカスジキンカメムシ
学名:Poecilocoris lewisi

アカスジキンカメムシ(2006.5.21)
Data
和名 アカスジキンカメムシ
体長 17〜20mm
分布 本州,四国,九州
出現期 6〜8月
キブシ,ヤシャブシ,ハンノキ,スギ,ヒノキ,サワラ,シキミ,フジ,ニガキ,カラスザンショウ,ミズキなどの広葉樹の葉や果実の汁
 幼虫も同様。
解説 大変美しいカメムシ。
成虫は緑色の体色に赤い帯模様が綺麗で、日本で最も美しいカメムシの一つである。
幼虫は本種の体色とは全く異なり、別種のようで、金属光沢の黒っぽい銅色で、真っ白な模様がある。
5齢幼虫で越冬し、翌春に羽化する。
 
国内に生息しているアカスジキンカメムシ属(Poecilocoris)は以下の2種。
和名/学名 分布
アカスジキンカメムシ
Poecilocoris lewisi
本州,四国,九州
ニシキキンカメムシ
Poecilocoris splendidulus
本州,四国,九州
 
写真は5月21日にヤマブキにいた本種を撮影したもの。
PHOTO

アカスジキンカメムシ@
金属光沢をした緑色に赤い筋模様が大変美しい。
ヤマブキの葉上に多数見られた。
(2006.5.21)

アカスジキンカメムシA
下に見えるのは本種の幼虫。
(2006.5.21)

紫色の筋模様をした個体
体色には個体差もあり、このような変異も見られた。
(2006.6.10)

黒っぽい個体
(2008.5.17)

ハンノキ上の1齢幼虫
(2010.8.21)

5齢幼虫@
木柵のボルトの上に止まっていた。
(2007.10.13)

5齢幼虫A
葉上に多く見られたが、中にはツツジの花に来ているものもいた。
(2006.4.28)

羽化
羽化したては全身黄色。
(2006.6.4)

抜け殻
羽化後間もないオレンジ色の新成虫のそばを探すと抜け殻を見つけることができた。
(2006.5.21)

羽化後間もない新成虫@
羽化して間もなく、まだオレンジ色をしている。
(2006.5.21)

羽化後間もない新成虫A
少し色付いてきた個体。
(2006.5.21)

羽化後間もない新成虫B
かなり色付いてきた個体。
(2006.5.21)
 
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