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アカスジカメムシ
学名:Graphosoma rubrolineatum

アカスジカメムシ(2008.6.18)
Data
和名 アカスジカメムシ
体長 9〜12mm
分布 北海道,本州,四国,九州,南西諸島
出現期 6〜8月
セリ科植物(セリ,ヤブジラミ,シシウド,ニンジン)の花の蜜や種子の汁
 幼虫も同様。
解説 黒地に赤い縦条が美しいカメムシ。
赤い縦条は濃淡と幅に個体差が見られる。腹面は赤と黒の斑模様をしている。
セリ科植物に集まる。
赤と黒のはっきりとした模様は警戒色で、鳥からの捕食を免れやすいようだ。このような鮮やかな警戒色を持つカメムシは悪臭を出さないものが多いらしい。
国内に生息するアカスジカメムシ属(Graphosoma)は本種のみ。
 
写真は6月18日に湿地帯に咲いていたヤブジラミの花に来ていた本種を撮影したもの。今日は休日出勤分の代休だったが、図鑑でしか見たことのない本種に出会うことができるとは思ってもみなかった。毒々しさをアピールしている訳だが、人間の目から見ると、食べる対象ではないので、ただただ美しく感じる。
PHOTO

ヤブジラミの花に来た本種@
(2008.6.18)

ヤブジラミの花に来た本種A
(2008.6.18)

ヤブジラミの花に来た本種B
(2008.6.18)

ヤブジラミの花に来た本種C
(2008.6.18)

ヤブジラミの花に来た本種D
(2008.6.18)

ヤブジラミの花に来た本種E
(2008.6.18)

ヤブジラミの花に来た本種F
(2008.6.18)
 
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