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ナミトビイロカゲロウ
学名:Paraleptophlebia japonica

ライトトラップに飛来した♂(2022.7.11 岩手県)
Data
和名 ナミトビイロカゲロウ
 別名:シロハラマメカゲロウ
開張 約6mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 4〜6月
無し
解説 カゲロウの一種。
体色は褐色味が強い。腹部の色彩は第2〜7節が透明になるものから全体的に褐色になるものまで変異がある。
翅は無色透明、尾毛もほぼ無色。
同属のトゲトビイロカゲロウでは翅の中央付近から先端まで褐色であること、ウェストントビイロカゲロウでは本種より大型、脚が黄褐色で♀では翅も黄褐色をしていることなどで区別できる。ただし、本属には未記載種も存在する。
山地の渓流から平地まで分布している。
 
国内に生息するトビイロカゲロウ属(Paraleptophlebia)は以下の3種。
和名/学名 分布
ナミトビイロカゲロウ
Paraleptophlebia japonica
北海道,本州,四国,九州
トゲトビイロカゲロウ
Paraleptophlebia spinosa
本州,四国
ウェストントビイロカゲロウ
Paraleptophlebia westoni
北海道,本州,四国,九州
 
写真は7月11日の夜、岩手県の海岸近くの林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2022.7.11 岩手県)

ライトトラップに飛来した♂A
(2022.7.11 岩手県)
 
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