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チラカゲロウ
学名:Isonychia japonica

ライトトラップに飛来した♂(2021.8.7 岩手県)
Data
和名 チラカゲロウ
 別名:シロフタカゲロウ,スミレフタカゲロウ
開張 約18mm
分布 北海道,本州,四国,九州,五島列島(福江島)
出現期 5〜10月
無し
解説 カゲロウの一種。
山地の渓流から平地まで広く分布している。
成虫の翅には模様がなく透明、体色は暗赤褐色をしている。
脚は前脚が暗褐色で、中・後脚は淡黄色をしている。
亜成虫は翅が暗灰色で前翅の後角付近は淡色。
幼虫の体色は橙赤褐色だが終齢幼虫は黒色。正中線上に淡色のラインがある。
国内に生息するIsonychia属の基亜属は本種のみ。
 
トップの写真は8月7日の夜、岩手県の標高200m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。
亜成虫♀の写真は9月15日の夜、新潟県の標高200m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来したもの。本種を調べてみると図鑑に見覚えのある特徴的な終齢幼虫が載っており、過去に撮影した写真を漁ってみると8年前に静岡県の谷川で撮影していた。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂@
(2021.8.7 岩手県)

ライトトラップに飛来した♂A
(2021.8.7 岩手県)

羽化直後の成虫♀@
(2021.8.7 岩手県)

羽化直後の成虫♀A
(2021.8.7 岩手県)

羽化直後の成虫♂B
(2021.8.7 岩手県)

ライトトラップに飛来した亜成虫♀
(2017.9.15 新潟県)

谷川にいた終齢幼虫
(2009.4.29 静岡県)
 
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