ホーム > ハエ目 > ユスリカ科 > ユスリカ亜科
 
シロアシユスリカ
学名:Paratendipes albimanus

小川沿いの葉上にいた♀(2026.5.2)
Data
和名 シロアシユスリカ
体長 3〜4mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 5〜8月
無し
 幼虫は水生のアカムシで水中の堆積物を食べる。
解説 ユスリカの一種。
体色は光沢のある黒色で、前脚の第一フ節は白色。
腹部は基部から中央付近まで淡色のものと一様に黒褐色のものがあり雌雄による差かは不明。
体色と生息環境からクロツヤエリユスリカ属(Paratrichocladius)に似るが、翅脈を見るとクロツヤエリユスリカ属の径脈R4+5と中脈M3+4の末端の横の位置がほぼ同じなのに対し、本種では径脈R4+5は中脈M3+4の末端を大幅に超えるため、本属と区別できる。
また、ソメワケハモンユスリカ(Polypedilum pedestre)とニセソメワケハモンユスリカ(Polypedilum tamaharaki)にも似るが、両種の腹部第1〜5または6節は基本的に緑色、生息域も源流など非常に綺麗な水域で本種とはかなり異なる。
 
国内に生息するカワリユスリカ属(Paratendipes)は以下の7種。
和名/学名 分布
シロアシユスリカ
Paratendipes albimanus
北海道,本州,四国,九州
ヒカゲヒメクロカワリユスリカ
Paratendipes irioheius
石垣島,西表島
ヒメクロカワリユスリカ
Paratendipes nigrofasciatus
石垣島,西表島
ウスモンカワリユスリカ
Paratendipes nubilus
本州
ヒゲナシカワリユスリカ
Paratendipes nudisquama
本州
ホソオカワリユスリカ
Paratendipes tamafuscus
本州,西表島
アカムシユスリカ
Propsilocerus akamusi
本州,四国,九州
 
♀の写真は4月26日と5月2日に同じ小川沿いの葉上にいたもの。「図説 日本のユスリカ」では♂しか図示されておらず、腹部背面については特徴としての記載はなかったため同定の判断とせず、前脚の第1フ節のみ白色であることや翅脈の特徴から本種とした。拡大写真と翅の写真は5月2日の撮影個体を持ち帰ってから撮影したもの。
♂の写真は8月6日の夜に自宅の外灯に飛来したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♂@
(2025.8.6)

自宅の外灯に飛来した♂A
(2025.8.6)

小川沿いの葉上にいた♀@
(2026.4.26)

小川沿いの葉上にいた♀A
(2026.4.26)

小川沿いの葉上にいた♀B
(2026.4.26)

小川沿いの葉上にいた♀C
(2026.4.26)

♀のアップ
(2026.5.4)

♀の翅
(2026.5.4)
 
先頭ページへ