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カユスリカ属の一種
学名:Procladius sp.

自宅の外灯に飛来した♀(2025.7.18)
Data
和名 カユスリカ属の一種
体長 ♂:3.5〜6mm
♀:約3mm
分布 本州
出現期 6〜10月
無し
 幼虫は肉食性が強いが藻類食も食べる雑食性。
解説 翅に斑模様を持つモンユスリカ亜科の一種。
中胸背板は褐色で楯板突起はなし。腹部は黒褐色。
翅は中央付近(RM脈付近)に暗色紋があり、後半は全体的に暗色。
本属の特徴として翅脈MCuがFCuより基部寄りにあるが、他に同様の特徴を持つ3属(カスリモンユスリカ属/テドリカユスリカ属/ヒラアシユスリカ属)がおり、カスリモンユスリカ属(Tanypus)とテドリカユスリカ属(Saetheromyia)は楯板突起があること、ヒラアシユスリカ属(Clinotanypus)は翅脈MCuとFCuの距離が本種より離れることや翅脈RMの暗紋以外に斑紋がないことなどで区別できる。
本属は以下の2種がいるが、外観での判別はできないため、属までの同定とする。
 
国内に生息するカユスリカ属(Procladius)はHolotanypus亜属の以下の2種。
和名/学名 分布
ウスイロカユスリカ
Procladius choreus
北海道,本州,四国,九州
アミメカユスリカ
Procladius culiciformis
北海道,本州
 
写真は7月18日の夜に自宅の外灯に飛来した♀を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♀@
(2025.7.18)

自宅の外灯に飛来した♀A
(2025.7.18)
 
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