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ハダカユスリカ
学名:Cardiocladius capucinus

自宅の外灯に飛来した本種(2025.6.5)
Data
和名 ハダカユスリカ
体長 約3.2mm
分布 本州,九州
出現期 5〜6月
ブユ類
解説 ハダカユスリカ属の一種。
体色は黒色で肩部付近に銀白色の粉状の微毛を生やす。
腹部は第1・2節は黄白色、3節以降は黒色。
同属のクロハダカユスリカに似るが、第4フ節の長さに違いがあり、クロハダカユスリカでは第4フ節の長さは幅の1.5倍なのに対し、本種では1.7倍とやや長い。
 
国内に生息するハダカユスリカ属(Cardiocladius)は以下の3種。
和名/学名 分布
ハダカユスリカ
Cardiocladius capucinus
本州,九州
クロハダカユスリカ
Cardiocladius fuscus
本州,九州
(和名なし)
Cardiocladius esakii
本州
 
写真は6月5日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。前日から数匹飛来するようになり、前脚の第4フ節を確認したところ、長さが幅の2倍近くあったことと体長も3mmあったことから本種とした。尚、和名なしの種は昔に♀のみ記載以来発見例がないようだ。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2025.6.4)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2025.6.4)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2025.6.4)

自宅の外灯に飛来した本種C
(2025.6.5)

自宅の外灯に飛来した本種D
(2025.6.4)
 
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