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オオハサミムシ | |
学名:Labidura riparia japonica | |
砂浜にいたオオハサミムシ♂(2021.4.10) |
Data | |
和名 | オオハサミムシ |
体長 | 25〜30mm |
分布 | 北海道,本州,伊豆諸島,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,屋久島,トカラ列島(口之島),奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島 |
出現期 | 一年中 |
餌 | 小型昆虫等 |
解説 |
大きなハサミを持つ大型のハサミムシ。 体色は赤褐色で胸背は黒色。上翅は大半が黒色で会合部沿いは赤褐色、側縁は黄褐色。 雌雄で尾鋏の形状が異なり、♂では細長く発達し、内側に1短刺がある。 ♀では短く、内側に微歯が並ぶ。 海岸の砂浜の石や流木の下の他、河原にも生息する。 本種は日本産亜種とされるが、今後北海道産と本州以南で種が分かれる可能性がある。 国内に生息するオオハサミムシ亜科はオオハサミムシ属(Labidura)の本種のみ。 |