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コブハサミムシ
学名:Anechura harmandi

イタドリ上のアルマン型(2021.5.30)
Data
和名 コブハサミムシ
 別名:アルマンコブハサミムシ,ルイスコブハサミムシ
体長 13〜19mm
分布 北海道,大黒島(厚岸),礼文島,利尻島,本州,四国,九州
出現期 2〜11月
解説 山地性のハサミムシ。
翅があり、先端部は黄褐色をしている。
木や草などの植物上に見られ、春には渓流沿いの石の下で産卵し、孵化した子供は親の♀を食べて成長する。
尾鋏が大きく湾曲するものをアルマン型、長く真っ直ぐに伸びるものをルイス型という。♀では尾鋏が短い。
 
国内に生息するコブハサミムシ属(Anechura)は以下の2種。
和名/学名 分布
コブハサミムシ
Anechura harmandi
北海道,大黒島(厚岸),礼文島,利尻島,本州,四国,九州
ヤマトコブハサミムシ
Anechura japonica
九州(大分県九重高原)
 
トップの写真は5月30日に上流沿いのイタドリの葉上にいたアルマン型を撮影したもの。
PHOTO

イタドリ上のアルマン型@
(2021.5.30)

イタドリ上のアルマン型A
(2021.5.30)

ルイス型@
(2011.8.13 山梨県)

ルイス型A
(2011.8.13 山梨県)

ブナ上の♀
標高1,200m付近のブナ帯で撮影。
(2009.7.19 静岡県)

ススキ上の♀@
低山地のススキで、葉を葉を齧っていたように見え、齧った穴も見られた。
(2012.6.24 静岡県)

ススキ上の♀A
(2012.6.24 静岡県)

幼虫
(2009.4.29 静岡県)
 
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