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ハマベハサミムシ
学名:Anisolabis maritima

砂浜にいた♂(2022.7.12 岩手県)
Data
和名 ハマベハサミムシ
 別名:ハサミムシ
体長 約25mm
分布 北海道,礼文島,利尻島,本州,飛島,粟島,伊豆諸島,小笠原諸島?,硫黄島?,隠岐,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,壱岐,男女群島(女島),種子島,屋久島,口永良部島,馬毛島,トカラ列島,奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜11月
小型昆虫等
解説 全国に広く分布するハサミムシ。
石の下によく見られる。脚は明るい黄色をしている。翅はない。
♂の鋏は左右非対称で片方が大きく湾曲する。♀の鋏は直線的。
本種は日本のみならず海外にも広く分布する世界共通種。
特に海浜の砂浜に多いことからハマベの和名がある。
 
国内に生息するハサミムシ属(Anisolabis)は以下の4種。
和名/学名 分布
ムニンハサミムシ
Anisolabis boninensis
小笠原諸島(弟島,母島)
ハマベハサミムシ
Anisolabis maritima
北海道,礼文島,利尻島,本州,飛島,粟島,伊豆諸島,小笠原諸島?,硫黄島?,隠岐,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,壱岐,男女群島(女島),種子島,屋久島,口永良部島,馬毛島,トカラ列島,奄美大島,徳之島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
ヤニイロハサミムシ
Anisolabis picea
小笠原諸島,北硫黄島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
イソハサミムシ
Anisolabis seirokui
北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),南硫黄島,隠岐,四国,九州,平戸島,五島列島,種子島,口永良部島,トカラ列島(口之島,悪石島),奄美大島,与論島,沖縄島,南大東島,宮古島,多良間島,石垣島,西表島
 
トップの写真は7月12日に岩手県の砂浜にいた本種を撮影したもの。庭で撮影したものは小さく、鋏も左右対称だったので幼虫のようだ。
PHOTO

砂浜にいた♂
(2022.7.12 岩手県)

♂の鋏
(2022.7.12 岩手県)


(2022.7.12 岩手県)

庭にいた幼虫
(2007.11.10)
 
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