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セスジハリバエ亜科 Panzeria属の一種
学名:Panzeria melanopyga

マツ上の本種(2006.3.5)
Data
和名 セスジハリバエ亜科 Panzeria属の一種
体長 約11mm
分布 本州,四国
出現期 3〜4月
動物の糞や死骸,花,果実など
 幼虫は昆虫類に寄生すると思われる。
解説 セスジハリバエの一種。
体色は黄土色がかった暗褐色で、腹部背面に明瞭な白色の横線がある。
18年前にハリバエの一種と紹介していたが近年ようやく学名が与えられたようだ。
 
国内に生息するPanzeria属は以下の10種。
和名/学名 分布
ケブカハリバエ
Panzeria anthophila
北海道,本州
クロツヤケブカハリバエ
Panzeria nemorum
北海道,本州
ヨコジマハリバエ
Panzeria nemorum
本州
クリカラハリバエ
Panzeria rudis
北海道,本州,四国,九州,対馬
(和名なし)
Panzeria melanopyga
本州,四国
(和名なし)
Panzeria connivens
北海道,本州
(和名なし)
Panzeria emdeni
北海道,本州
(和名なし)
Panzeria inusta
北海道,本州,四国,九州
(和名なし)
Panzeria mimetes
北海道,本州,九州
(和名なし)
Panzeria laevigata
本州,四国
※ ヨコジマハリバエ(Panzeria nemorum)はTachina属にも同じ和名のヨコジマハリバエ(Tachina amurensis)が存在するため、注意が必要。
 
トップの写真は3月5日にアカマツの幹に止まっていた本種を撮影したもの。
PHOTO

マツ上の本種
直射日光の当たる木の幹で日光浴をしているところを発見した。
(2006.3.5)

木柵上の本種
(2006.3.25)
 
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