ホーム > ハエ目 > セダカバエ科 > チョボグチセダカバエ亜科
 
オオチョボグチセダカバエ
学名:Leptopeza flaviantennalis

ライトトラップに飛来した♂(2015.5.6 静岡県)
Data
和名 オオチョボグチセダカバエ
体長 4.5〜6.5mm
分布 北海道,本州,九州
出現期 5〜6月
不明
解説 チョボグチセダカバエの一種。
複眼は青紫色。
前胸背は光沢のある黄色で2本の黒色の縦筋がある。
♂の腹部背板は光沢のある黒色、♀では黄褐色で後縁部が暗色。
山地の森林に生息し、晩春から初夏にかけて出現する。
本種はヨーロッパに広く分布するLeptopeza flavipesと同一種である可能性があるとされる。
国内に生息するオオチョボグチセダカバエ属(Leptopeza)は本種のみ。
 
写真は5月6日の深夜2時頃、静岡県の標高600m付近の雑木林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。渓流がそばにある山地で非常に寒かったが、時期と環境が合って初めて見ることができる虫を発見できるのは嬉しい。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
(2015.5.6 静岡県)
 
先頭ページへ