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ネウスオドリバエ
学名:Empis flavobasalis

明かりに飛来した本種(2011.5.3 静岡県)
Data
和名 ネウスオドリバエ
体長 9〜11mm
分布 北海道,本州,九州
出現期 5〜6月
昆虫類や花の蜜
解説 翅の根元が黄色いオドリバエ。
体色は黒色で、胸部は暗灰色の縦筋模様がある。
低山地〜山地に生息、晩春から初夏に出現する。花にも集まる。
近似種にキバネオオヒラオオドリバエ(Empis latro)がいるが、本種よりやや大型。
本種が属している仲間はまだ研究が進んでいないため、今後同属の別種とされていた種が本種になるなどの可能性があるようだ。
 
国内に生息するオドリバエ属(Empis)のネウスオドリバエ亜属(Euempis)は以下の3種(3亜種)。
和名/学名 分布
ネウスオドリバエ
Empis flavobasalis
北海道,本州,九州
(和名なし)
Empis stigmatica stigmatica
四国
(和名なし)
Empis stigmatica apophysis
本州(近畿地方)
(和名なし)
Empis stigmatica honsyuensis
本州
(和名なし)
Empis stigmatica subsp.
本州(新潟県)
(和名なし)
Empis tesellata
本州
 
写真は5月3日の夜、静岡県の渓流沿いの雑木林内に設置したドームシェルターの明かりに飛来した本種を撮影したもの。複眼同士がやや離れているので♀だと思う。
 
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