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ナモグリバエ
学名:Chromatomyia horticola

ナモグリバエ(2010.5.24)
Data
和名 ナモグリバエ
 別名:エンドウハモグリバエ
体長 1.7〜2.5mm
分布 国後島,北海道,本州,四国,九州,トカラ列島(宝島),奄美大島,沖縄島,久米島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 5〜11月
 西日本では春のみ。
花の蜜や腐った果実など
 幼虫はアブラナ科(ナタネ,キャベツ,ダイコン,ハクサイなど),マメ科(エンドウなど),キク科(レタスなど)などの葉に穿孔して食べる。
解説 野菜の害虫として有名な広食性のハモグリバエ。
成虫の体色は灰色で、腹部は黒色。翅は透明でやや暗色味を帯びる。
幼虫は葉の中に穿孔して内部のみを食べる為、食痕が白く残る。
 
写真は5月16日に庭で栽培中のレタスの新芽で見つけた蛹を5月23日に羽化させ、翌日撮影したもの。エンドウでも本種が多数発生していた。
PHOTO

成虫
(2010.5.24)

レタスの食痕と蛹
(2010.5.16)

エンドウの食痕と蛹
葉を持ち帰ったところ、本種が羽化した。
(2010.5.15)
 
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