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サツマゴキブリ
学名:Opisthoplatia orientalis

夜間、シダ上に止まっている本種(2018.8.13 八丈島)
Data
和名 サツマゴキブリ
体長 ♂:約25mm
♀:30〜35mm
分布 本州(千葉県以西),伊豆諸島(八丈島),小笠原諸島(父島),四国,九州,大入島(大分県),片白島(大分県),鶴見大島(大分県),五島列島,甑島列島,種子島,屋久島,南西諸島
出現期 一年中
雑食性
解説 翅の短い大型のゴキブリ。
体色は黒色で前胸背は淡黄色で縁どられる。
翅は短く鱗状になっていて飛ぶことはできない。
幼虫は水辺に多いという。
分布は複数の図鑑を参考にしたが、北海道以南となっているものや本州以南,四国の南部など様々だったが本種が北上しているためかもしれない。
海外では台湾,中国南部に分布している。
国内に生息するサツマゴキブリ属(Opisthoplatia)は本種のみ。

 
写真は8月13日の夜1時頃、八丈島の林内のシダ上に止まっていた本種を撮影したもの。本種を見るのは初めてだが八丈島では本種の数が非常に多く最普通種となっているようだ。ごく普通の道路上を歩いている個体もよく見かけた。大きなゴキブリだが飛ばないことや屋内性ではないことなどでゴキブリ特有の気持ち悪さはあまり感じなかった。
PHOTO

夜間、道路上を歩いている本種@
(2018.8.10 八丈島)

夜間、道路上を歩いている本種A
(2018.8.10 八丈島)

夜間、道路上に落ちたムクゲに来た本種
(2018.8.10 八丈島)

夜間、アオキ上にいた本種
(2018.8.12 八丈島)
 
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